【再生医療・細胞医薬品の製造関連ビジネスの現状と方向性】BBブリッジ メールマガジン No.31

2016-10-17  /  メルマガバックナンバー

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   ◆BBブリッジ メールマガジン No.31  2016年10月17日◆
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 BBブリッジでは、再生医療・細胞医薬品における製造技術やビジネス動
向について、現状や今後の方向性を纏めた技術・市場調査レポートを発刊
し、その調査結果の一部をプレスリリースとして発表しました。

【技術・市場調査レポート】
 再生医療・細胞医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望
 
【プレスリリース】
 再生医療・細胞医薬品の製造技術およびビジネス動向について調査結果を発表

 日本では再生医療新法の施行により、再生医療や細胞医薬品など細胞を
用いた医療の研究開発や臨床応用が進んでいます。細胞を製品として開発
する際の大きなポイントとして製造工程があります。細胞の製品化は材料
となる細胞ソースの入手や培養工程、品質管理、輸送など様々な技術開発
が必要になります。また、製造コストの構造も従来の医薬品と大きく異な
るため、ビジネス展開の際には入念な検討が必要です。
 
 細胞製品の製造においてポイントとなるのがCMOの活用です。細胞製品
の開発はベンチャー企業が主体であり、海外ではCMOの活用が積極的に行
われています。
 一方、日本においてもタカラバイオやファーマバイオがCMO事業を行っ
ていますが、先週には米国大手CMOのPCT社と提携していた日立化成が
約20億円を投資し、横浜に延べ床面積約4,000m2の受託製造施設の建設を
発表しています。

【2016年10月11日 日立化成プレスリリース】
 再生医療用細胞等の製法開発・受託製造を行う施設を新設
 
 
 また、詳細は発表されておりませんが、Lonzaと提携しているニコンも
子会社のニコン・セル・イノベーションが、東京都江東区に細胞製造施設
(6,000m2)を建設することを公表しています。

 
 このように再生医療・細胞医薬品の研究開発や実用化が進む中で、細胞
製品の製造ビジネスも活発化しています。細胞製品の製造技術はまだ確立
されていないため、参入余地も十分にあると考えられます。

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(1)再生医療・細胞医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望
 
(2)2016年版 世界の抗体医薬品開発の方向性とビジネス展望

(3)T細胞遺伝子改変療法(CAR-T/TCR)開発の最新動向と将来遠望

(4)世界の予防用ワクチン・予防薬開発の最新動向と将来展望

(5)医療経済評価を取り入れた医薬品開発の最新動向と今後の方向性

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