マイクロバイオームを利用した医薬品・診断技術開発の最新動向と将来展望 ~微生物が創る新規医薬品・診断技術へのパラダイムシフト~

マイクロバイオームを利用した医薬品・診断技術開発の最新動向と将来展望
発刊日 2014-11-04
体裁 A4 133ページ
ISBN 978-4-908185-00-7
発行 株式会社BBブリッジ
販売価格 書籍版:100,000円(税別)
書籍+PDF版:130,000円(税別)
備考

PDFデータはCD-ROMとしてご提供します。

レポートのポイント

  • マイクロバイオーム研究の動向と今度の方向性
  • マイクロバイオームを利用した医薬品(創薬)、診断技術(臨床検査)開発の現状と将来展望
  • マイクロバイオームに関連する医薬品・診断薬技術開発企業の最新動向

レポートの詳細

 現在、マイクロバイオーム(MicrobiomeもしくはMicrobiota)を利用した医薬品開発や診断技術開発が米国を中心に活発化しています。マイクロバイオームとはヒトやその他の生物の生体内に存在している微生物およびそれらを対象とした研究の総称です。これまでにヒトの常在菌は1,000種類以上発見されており、ヒトの体内には数百兆個の常在菌が生息すると考えられています。

 以前から微生物と関連した医薬品・診断技術の研究開発は行われていましたが、それらは主に感染症領域を中心とした単一の微生物種を対象としたものでした。しかし、次世代シーケンサーをはじめとする近年の解析技術の進歩により、多種多様な微生物を1つの集合体(腸内細菌叢など)として評価できるようになっています。

 これにより人の健康/疾患の状態とマイクロバイオームの状態との関連性を明らかにすることができようになりました。その結果、マイクロバイオームと疾患との関連性に基づいた新しい創薬研究や、マイクロバイオームの状態に合わせた治療や疾患予防(予防医療)を進めるための診断技術開発が急速に進んでいます。

 ライフサイエンス・メディカル分野のリサーチ・コンサルティングを専門に行う㈱BBブリッジでは、マイクロバイオーム研究の動向や医薬品・診断技術開発への応用状況や今後の方向性、マイクロバイオームに関連した企業の最新動向を明らかにしました。本レポートがマイクロバイオーム研究に関わる研究機関や企業の方々、科学技術政策の策定に関わる方々にご活用いただければ幸いです。

調査方法

  • HP等のオープンデータ調査
  • 各種論文・文献などによる調査
  • 関係者へのヒアリング調査
  • 2nd Microbiome/Microbiota R&D and Business Collaboration Forum
    (2014年10月 San-Diego,USA)での情報収集

目次

総合考察 第1章 マイクロバイオームの概要   1 マイクロバイオームが注目される背景
    1)マイクロバイオームとは
    2)マイクロバイオーム研究の進展
  2 マイクロバイオームの変化と疾患
  3 マイクロバイオームの応用領域
    1)医薬品
    2)検査・診断
    3)その他の領域
  4 マイクロバイオームの解析技術
  5 マイクロバイオームに関する国家プロジェクト
    1)米国NIH 「Human Microbiome Project」
    2)欧州「Metagenomics of the Human Intestinal Tract」
    3)日本「日本ヒト常在菌メタゲノムコンソーシアム」
第2章 マイクロバイオームを利用した医薬品開発   1 マイクロバイオームを利用した医薬品開発の概要
    1)医薬品開発におけるマイクロバイオームを活用の特徴
    2)マイクロバイオームにおける疾患の制御方法
    3)医薬品として利用される具体的な微生物
    4)マイクロバイオームを活用した医薬品が開発される疾患領域
  2 マイクロバイオームを活用した医薬品に関連した企業動向
    1)マイクロバイオームを利用した医薬品開発ベンチャー企業の設立・活動
    2)大手製薬企業のマイクロバイオームに関する取組み
    3)マイクロバイオームを用いた医薬品開発支援企業の動向
  3 現在、開発が進められているマイクロバイオームを活用した医薬品
    1)医薬品開発の状況
    2)主な開発候補品一覧
    3)便移植(FMT:Fecal microbiota transplantation)と医薬品開発
  4 ドラッグリポジショニングとマイクロバイオーム
    1)ドラッグリポジショニングとは
    2)ドラッグリポジショニングを活用した新規マイクロバイオーム医薬品の開発
  5 マイクロバイオームを利用した医薬品開発の実際
    1)マイクロバイオームを活用した医薬品開発と規制
    2)マイクロバイオームを利用した医薬品の製造
    3)マイクロバイオームと特許戦略
  6 マイクロバイオームを利用した医薬品開発の展望と課題
    1)医薬品としてのマイクロバイオームの可能性
    2)マイクロバイオームを利用した医薬品開発の将来展望と課題
    3)マイクロバイオームを利用した医薬品の市場性
    4)マイクロバイオームを活用した予防医療の実現
第3章 マイクロバイオームを利用した診断・検査   1 マイクロバイオームを利用した検査・診断とは
    1)マイクロバイオームを利用した検査・診断の特徴
    2)マイクロバイオームによる検査・診断を実現させる解析技術
    3)検査・診断の対象疾患と用途
    4)検体と検体採取法
    5)遺伝子変異とマイクロバイオームへの影響
  2 マイクロバイオームを利用した検査・診断のビジネス展開のポイント
    1)検査・診断ビジネスの特徴
    2)マイクロバイオームを利用した検査・診断開発ベンチャー企業の設立・活動
    3)検査・診断の実用化を支援する関連企業の動向
  3 マイクロバイオームを利用した検査・診断の開発動向
    1)現在、開発が進められている検査・診断
    2)マイクロバイオーム検査に利用される検査装置と診断薬
    3)検査・診断の提供方法
  4 マイクロバイオームを利用した検査・診断の将来展望
    1)マイクロバイオームとコンパニオン診断
    2)マイクロバイオームとメタボローム
    3)マイクロバイオームを利用した検査・診断の展望
    4)マイクロバイオームを利用した検査・診断の課題
    5)マイクロバイオーム解析による予防医療の実現
第4章 マイクロバイオームに関連する企業の動向   1 マイクロバイオームを利用した医薬品、検査・診断開発ベンチャーの設立動向
  2 主にマイクロバイオームを利用した医薬品開発を行っているベンチャー
    1)ActoGeniX(ベルギー)
    2)AOBiome(米国)
    3)Elcelyx Therapeutics(米国)
    4)Enterologics(米国)
    5)GT Biologics(英国)
    6)MicroBiome Therapeutic(米国)
    7)Osel(米国)
    8)OxThera(スウェーデン)
    9)Rebiotix(米国)
    10)Ritter Pharmaceuticals(米国)
    11)Second Genome(米国)
    12)Seres Health(米国)
    13)Vedanta Biosciences(米国)
    14)ViThera Pharmaceuticals(米国)
    15)その他のマイクロバイオームを用いた医薬品開発ベンチャー
  3 主にマイクロバイオームを利用した診断・検査開発を行っているベンチャー
    1)Enterome(フランス)
    2)Genetic Analysis(ノルウェイ)
    3)Metabiomics(米国)
    4)Microbiome(オランダ)
    5)OmniBiome Therapeutics(米国)
    6)uBiome(米国)
    7)Whole Biome(米国)

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