2021年版 世界のペプチド医薬品開発の方向性とビジネス展望 ~新規技術や新製品が相次ぐペプチド医薬品の最新動向~

2021年版 世界のペプチド医薬品開発の方向性とビジネス展望
発刊日 2021-01-05
体裁 A4 384ページ
ISBN 978-4-908185-26-7
発行 株式会社BBブリッジ
販売価格 書籍版:198,000円(税込)
PDF版:217,800円(税込)
書籍+PDF版:231,000円(税込)
備考

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2024年版レポートにつきまして

BBブリッジでは本レポートの更新版としまして、「2024年版 世界のペプチド医薬品開発の方向性とビジネス展望」を2024年5月に発刊しました。ご興味がある方はお問い合わせください。

レポートのポイント

  • 世界100社の企業が持つ、200以上の開発パイプラインを分析、2017年末からの開発状況を経時的に分析し、開発進展比率や開発中止比率、開発ステージ毎の開発成功率などが判明
  • ペプチド医薬品の製造技術の動向や、開発企業の製造関連戦略(自社製造、CMO外注、製造技術開発提携)も詳細に調査
  • ペプチド医薬品の開発動向、市場動向、後発品開発・ビジネス、製造技術・製造ビジネスなど、ペプチド医薬品に関するすべての情報が1冊にまとめられています

レポートの詳細

 現在、ペプチド医薬品の研究開発に注目が集まっています。ペプチド医薬品とは、数個~50程度のアミノ酸で構成されるペプチドを医薬品として利用するもので、古くは生体内のペプチドホルモンやその誘導体が医薬品として多く利用されていました。

 一方、近年では非天然アミノ酸を用いたペプチド技術の開発、特殊な構造を持つペプチドの開発、標的に対するペプチドスクリーニング技術の開発などが進み、従来にないペプチド医薬品が多数登場しています。

 また、ペプチド医薬品に関する最近のビジネス動向として、ブロックバスターのペプチドに対するジェネリックペプチドやペプチドバイオシミラーの開発が盛んになっています。特に売上の高いCopaxoneやForteoに対する後発品開発や市場動向が注目されています。さらにペプチドの製造技術や製造ビジネスについても、企業の動きが活発化しており、ペプチド医薬品のCMO(受託製造機関)も順調に拡大しています。

 ライフサイエンス・メディカル分野のリサーチ・コンサルティングを専門に行う㈱BBブリッジでは、2017年11月に「2018年版 世界のペプチド医薬品開発の方向性とビジネス展望」を発刊しました。今回は前回の発刊より3年が経過し、技術開発動向や製品化の動向、企業動向や市場動向などの最新動向をまとめた更新版レポートを作成しました。本レポートがペプチド医薬品研究に関わる研究機関や企業の方々、科学技術政策策定にかかわる方々にご活用いただければ幸いです。

目次

第1章 ペプチド医薬品の概要  1 ペプチド医薬品とは
  1)ペプチドとは
  2)医薬品としてのペプチド
 2 ペプチド医薬品の状況
  1)ペプチド医薬品の構造別の種類
  2)ペプチドワクチン
第2章 ペプチド医薬品の開発動向と展望  1 ペプチド医薬品開発の流れ
  1)ペプチド医薬品の主な開発フロー
  2)ペプチド医薬品の作用機序
  3)ペプチドの創出方法からみたペプチド医薬品の開発
 2 ペプチド医薬品の開発品におけるトレンド
  1)作用機序別の開発動向
  2)ペプチドのアミノ酸の長さ、および構造別の開発動向
  3)疾患領域別の開発動向
  4)開発企業の所在地域別の比率
 3  疾患領域別の開発動向(開発候補品・パイプラインの概要)
  1)がん領域
  2)代謝性疾患
  3)遺伝性・希少疾患
  4)感染症
  5)消化器疾患
  6)脳神経疾患
  7)自己免疫・炎症性疾患
  8)皮膚疾患
  9)眼疾患
  10)整形外科疾患
  11)循環器疾患
  12)呼吸器疾患
  13)その他の疾患
 4 2017年末→2020年末における開発候補品の開発状況変化の分析
  1)開発進展・開発中止の分析
  2)開発段階別の開発進展・開発中止率の分析
  3)2017年末以降に開発中止・開発中断になったペプチド医薬品
 5 DDSやデバイスを活用したペプチド医薬品の開発
  1)ペプチド医薬品に利用されるDDS技術・デバイス技術の概要
  2)ペプチド医薬品の経口投与技術開発動向
  3)ペプチド医薬品の吸入や経鼻投与技術開発動向
  4)ペプチド医薬品の血中安定性・血中半減期向上のための技術開発動向
  5)ペプチド医薬品とデバイスとのコンビネーション
 6 新規ペプチド医薬品の創出に関する技術開発動向
  1)大規模ライブラリによる新規ペプチド(デノボペプチド)の創生
  2)特殊な構造を持つペプチド医薬品の創出
  3)コンジュゲート型・融合型ペプチド医薬品の開発
  4)ペプチドワクチンの開発動向
 7 次世代インスリン開発の方向性と課題
  1)次世代インスリン開発の方向性
  2)開発品の動向(各開発候補品の概要)
  3)次世代インスリン開発の課題
 8 ペプチド医薬品開発の方向性
  1)GLP-1受容体作動薬の開発動向と今後の方向性
  2)新規低分子化合物の開発ツールとしてのペプチド医薬品
  3)次世代ペプチド医薬品開発の方向性
第3章 ペプチド医薬品のビジネス動向と市場展望  1 上市・製品化されたペプチド医薬品の概要
  1)内分泌・代謝性疾患
  2)がん
  3)整形外科系疾患
  4)循環器領域
  5)感染症
  6)性・婦人科疾患
  7)消化器疾患
  8)脳神経疾患
  9)その他の疾患(遺伝性疾患など)
 2 上市・製品化されたインスリンの概要
 3 ペプチド医薬品の市場の現状
  1)ペプチド医薬品の世界市場
  2)ペプチド医薬品の日本市場
  3)主要ペプチド医薬品の世界売上推移(製品売上ランキング)
  4)インスリンの世界市場
  5)主要インスリン製品の世界売上推移(製品売上ランキング)
 4 ペプチド医薬品の市場構造の内訳
  1)疾患領域別の比率
  2)売上地域別の比率
  3)作用機序の比率
  4)製造手法別の比率
 5 ペプチド医薬品に関する開発販売企業の動き
  1)導出・導入におけるロイヤルティ・マイルストンの傾向
  2)導出・導入・共同開発契約の動向
  3)M&Aの動向
  4)企業活動が停止・終了した企業
 6 ペプチド医薬品市場の展望
  1)ペプチド医薬品の世界市場の予測(2030年まで)
  2)ペプチド医薬品の日本市場の予測(2030年まで)
  3)インスリンの世界市場の予測(2030年まで)
第4章 ジェネリックペプチド/ペプチドバイオシミラーの開発とビジネス展望  1 ペプチド医薬品における後発品の概要
 2 ジェネリックペプチド/ペプチドバイオシミラーの開発
  1)ジェネリックペプチドの開発(化学合成)
  2)ペプチドバイオシミラーの開発(遺伝子組換え)
 3 ジェネリックペプチド/ペプチドバイオシミラーの開発動向
  1)主なペプチド医薬品の特許失効
  2)ジェネリックペプチド/ペプチドバイオシミラーの開発企業の動向
  3)ジェネリックペプチド/ペプチドバイオシミラーの製品化動向
 4 ジェネリックペプチド/ペプチドバイオシミラーの開発・ビジネスの方向性
  1)先発品メーカーの後発品への対応
  2)ジェネリックペプチド/ペプチドバイオシミラーの薬価
  3)インスリンのバイオシミラーの現状と方向性
  4)ジェネリックペプチド/ペプチドバイオシミラー開発・ビジネス展開のポイント
 5 ジェネリックペプチド/ペプチドバイオシミラー市場の現状と展望
  1)ジェネリックペプチド/ペプチドバイオシミラー市場の現状
  2)ジェネリックペプチド/ペプチドバイオシミラー市場の展望(2025年まで)
第5章 ペプチド医薬品の製造技術/製造ビジネス  1 ペプチド医薬品製造の概要
  1)ペプチド医薬品の製造方法
  2)ペプチド医薬品の製造におけるサプライチェーン
  3)ペプチド医薬品の製造における自社製造とアウトソーシングの使い分け
 2 ペプチド医薬品受託製造企業(CMO/CDMO)の動向
  1)Bachem AG
  2)PolyPeptide Group
  3)Ambio Pharma
  4)BCN Peptides S.A.
  5)その他の世界のCMOの動向
  6)日本のペプチドCMOの動向
 3 製薬企業・バイオベンチャーのCMO利用動向
  1)ペプチド医薬品のための利用されているCMO
  2)ペプチド開発ベンチャーのペプチド医薬品の製造戦略(自社製造とCMO利用の比率)
  3)ユーザーにおけるCMOの選択基準・選択フロー
 4 ペプチド医薬品のための新しい製造技術の研究開発・実用化の動向
  1)日本企業の動向
  2)海外企業の動向
 5 ペプチド医薬品の製造ビジネスの展望
  1)製造技術のトレンド(化学合成と遺伝子組換えの比率)
  2)ペプチド医薬品の製造ビジネス・CMO世界市場の今後の方向性(2030年まで)
第6章 世界のペプチド医薬品開発企業の動向  1 北米のベンチャー
  1)Agenus(米国)
  2)Aileron Therapeutics(米国)
  3)Angiochem(カナダ)
  4)Apellis Pharmaceuticals(米国)
  5)Cara Therapeutics(米国)
  6)CEL-SCI Corporation(米国)
  7)Chiasma(米国)
  8)Circle Pharma(米国)
  9)Constant Pharmaceuticals(米国)
  10)Diasome Pharmaceuticals(米国)
  11)Emisphere Technologies(米国)
  12)Enteris BioPharma(米国)
  13)FogPharma(米国)
  14)Genocea Biosciences(米国)
  15)Intarcia Therapeutics(米国)
  16)Ironwood Pharmaceuticals(米国)
  17)MannKind(米国)
  18)Marker Therapeutics(米国)
  19)Pacgen Life Science(カナダ)
  20)Palatin Technologies(米国)
  21)PhaseBio Pharmaceuticals(米国)
  22)Protagonist Therapeutics(米国)
  23)Radius Health(米国)
  24)RegeneRx Biopharmaceuticals(米国)
  25)RHYTHM Pharmaceuticals(米国)
  26)Riptide Bioscience(米国)
  27)SELLAS Life Sciences Group(米国)
  28)Soligenix(米国)
  29)Stealth BioTherapeutics(米国)
  30)北米のその他の企業
 2 欧州のベンチャー
  1)AC Immune(スイス)
  2)Advanced Accelerator Applications(フランス)
  3)AFFiRiS (オーストリア)
  4)Amolyt Pharma(フランス)
  5)Apitope Technology (英国)
  6)Bicycle Therapeutics(英国)
  7)Bionor Holding(ノルウェー)
  8)Camurus (スゥエーデン)
  9)Follicum(スウェーデン)
  10)ImmuPharma(英国)
  11)ISA Pharmaceuticals(オランダ)
  12)Lytix Biopharma (ノルウェー)
  13)NovaBiotics(英国)
  14)Peptomyc(スペイン)
  15)Polyphor(スイス)
  16)Zealand Pharma (デンマーク)
 3 アジア・オセアニア・中東のベンチャー
  1)BioLineRx(イスラエル)
  2)Clinuvel Pharmaceuticals(オーストラリア)
  3)Foresee Pharmaceuticals(台湾)
  4)Imugene(オーストラリア)
  5)Neuren Pharmaceuticals(オーストラリア)
  6)Oramed Pharmaceuticals(イスラエル)
  7)その他の企業
 4 日本のベンチャー
  1)オンコセラピー・サイエンス
  2)キャンバス
  3)サイトリミック
  4)ステムリム
  5)そーせい
  6)ファンペップ
  7)ブライトパス・バイオ
  8)ペプチドリーム
  9)その他の日本企業
 5 世界の大手・中堅製薬企業の動向
  1)AstraZeneca
  2)Eli Lilly
  3)Ferring Pharmaceuticals
  4)GlaxoSmithKline
  5)Hanmi Pharmaceutical
  6)IPSEN
  7)Merck
  8)NovoNordisk
  9)OPKO Health
  10)Sanofi
  11)その他の大手・中堅製薬企業の動向

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