【CAR-T製品の世界売上は2019年度には1,000億円を突破する可能性!!】BBブリッジ メールマガジン No.50

2019-12-18  /  メルマガバックナンバー

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   ◆BBブリッジ メールマガジン No.50  2019年12月18日◆
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BBブリッジでは、細胞医薬品(細胞治療、再生医療)の研究開発や
ビジネス動向、今後の方向性をまとめたレポートを発刊しました。
また、調査結果の一部をプレスリリースとして発表しました。

【技術・市場調査レポート】
 2020年版 世界の細胞医薬品開発の現状と将来展望

【12月17日 プレスリリース】
 細胞医薬品の最新開発動向について調査結果を発表

 現在の細胞医薬品開発・市場はCAR-Tを中心に進んでいます。2017年
には2製品のCAR-T(Kymriah、YESCARTA)が発売されました。2製品の
2019年上半期の合計売上は350億円を超えており、早ければ2019年度中
には合計売上が1,000億円を超える可能性も十分にあります。
 細胞医薬品はCAR-Tに注目が集まりますが、脳神経疾患や希少疾患、
循環器疾患などでも開発後期の候補品が多数あり、製品化された場合に
は大型化が期待されます。
 
 特に近年ではゲノム編集を利用した細胞医薬品開発が増加していま
す。ゲノム編集を利用目的の多くは、他家細胞利用のための免疫関連
遺伝子の編集であり、利便性の高い細胞医薬品の登場が期待されます。
既に臨床試験段階の候補品が8つあり、今後の開発進展が注目されます。
 ゲノム編集以外の技術では、細胞にアポトーシススイッチを組み込
むなど、細胞の生体内コントロール技術を応用した細胞医薬品の開発
も積極的に行われています。細胞を生体内で正確にコントロールでき
れば、有効性や安全性が大きく向上します。また、コントロールのた
めには、低分子や抗体が使用されているため、新たなビジネスチャン
スも生まれます。

 このように細胞医薬品の開発は、新しいステージに入りつつありま
す。当社の予測では、2023年には細胞医薬品世界市場は一兆円を突破
し、急速に市場を拡大すると思われます。
 また、世界における開発パイプライン数の保有比率を調べると、
日本は米国・欧州に次いで第3位であり、全体の14%を占めています。
2019年には脊髄損傷を対象とした「ステミラック」(ニプロ)と、
CAR-Tである「キムリア」(ノバルティス)の販売も開始されました。
 今後、日本においても細胞医薬品開発や製品市場が拡大することが
期待されます。

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     ◇BBブリッジ発刊 技術・市場レポートのご案内◇
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(1)2020年版 世界の細胞医薬品開発の現状と将来展望

(2)2020年版 世界の遺伝子治療・ウイルス療法の現状と将来展望

(3)2019年版 再生医療・細胞医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望

(4)次世代製剤技術・投与デバイスを活用した医薬品開発の将来展望

(5)2019年版 世界の抗体医薬品開発の方向性とビジネス展望

(6)ライフサイエンス分野における世界の先端技術シーズ/サービスの最新動向

(7)世界のmRNA医薬品の最新開発動向と今後の方向性

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