【Proteus Digital Health社のデジタルヘルス戦略】BBブリッジ メールマガジン No.13

2015-06-01  /  メルマガバックナンバー

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◆BBブリッジ メールマガジン No.13  2015年6月1日◆
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本メールマガジンは業界の最新動向やセミナー/シンポジウムなどの情報、
新規レポートのご紹介などを目的に月2回程度お送りしております。

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 先日、Proteus Digital Health(プロテウスデジタルヘルス)のCEOで
あるAndrew Thompsonの講演を聞く機会がありましたので、ご紹介したい
と思います。なお、文量の関係で詳細は当社のブログに記載しましたので、
ご興味がある方は以下をご覧ください。

【6月1日】Proteus Digital Health社のデジタルヘルス戦略
     
 Proteus Digital HealthはIT技術と医薬品・医療機器技術を融合した
製品・サービスの研究開発を行っている米国ベンチャーで(これを彼らは
「デジタルヘルス」と呼んでいます)、2003年にカリフォルニアで創業し
ています。Proteus Digital Healthの中核技術・サービスは薬剤の服用を
正確に把握・管理できる小型センサーを錠剤に付けたデジタル錠剤システ
ムです。
 既に同システムは欧州・米国で医療機器の承認(de novo,510k)を得て
おり、CEOの話では本システムを複数の種類の錠剤に利用することについ
て、FDAと合意しているとのことでした。

 Proteus Digital Healthのシステムは正確な服薬アドヒアランスが可能
であるため治験での利用が有望です。治験中に患者間で効果や副作用の発
現に違いがあった場合、正確な服用時間や服用時の心拍数など様々なデー
タが入手できるため、より正確で詳細な解析が可能になります。
例えば効果が得やすい/副作用を抑えやすい患者群や服用パターンなど従来
の治験では得られなかったデータが得られるかもしれません。
 Proteus Digital Healthはデジタル錠剤という製品の販売ではなく、治
験のデータ管理システムとして製薬企業に対してビジネスを想定している
ことも注目されます。
 日常現場での利用について、治験とは状況が大きくことなるため、検出
器の改善や利用者へのインセンティブが普及のカギになると思います。

 Proteus Digital Healthが開発しているようなITを使った服薬管理シス
テムによってどのような新たな発見や革新が起こるのか、期待されます。
Proteus Digital Healthの概要については以下のHPを参照ください。

 http://www.proteus.com/

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【6月1日】Proteus Digital Health社のデジタルヘルス戦略

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