世界の予防用ワクチン・予防薬開発の最新動向と将来展望 ~予防医療の実現を目指した予防用ワクチン・予防薬開発の方向性~

世界の予防用ワクチン・予防薬開発の最新動向と将来展望
発刊日 2015-09-30
体裁 A4 257ページ
ISBN 978-4-908185-06-9
発行 株式会社BBブリッジ
販売価格 書籍版:180,000円(税別)
書籍+PDF版:210,000円(税別)
備考

PDFデータ(印刷可)はCD-Rとしてご提供します。

レポートのポイント

  • 予防用ワクチン・予防薬の開発状況
  • 予防用ワクチン・予防薬の開発・販売のポイント、留意点
  • 予防用ワクチン・予防薬のビジネス動向、市場展望

レポートの詳細

 現在、予防医療・先制医療の注目によって予防用ワクチンや予防薬の開発に注目が集まっています。予防用ワクチンは既に大きな市場を形成していますが、近年ではRSウイルスやノロウイスルに代表される従来では実現できなかった感染症に対するワクチンの開発が積極的に進められています。製造技術についても鶏卵から細胞を用いた培養法へシフトするなど、新規技術開発多く取り入れられています。

 予防薬は疾患を発症すると治療が困難な疾患やQOL(生活の質)が著しく低下する疾患や治療に多額のコストがかかる疾患を対象に、予防用ワクチンは感染症を対象に開発が進められています。予防用ワクチンや予防薬が普及することで疾患が発症した後に治療するという従来の医療から予防医療へと大きなパラダイムシフトが起こる可能性があります。

 一方で、予防薬の開発・普及には臨床試験の実施・評価方法や製品の有効性・経済性の評価方法など考慮すべき点も多くあります。特に開発における有効性の評価指標や、有効性を踏まえた上市時の経済的価値の評価は非常に重要な課題です。

 ライフサイエンス・メディカル分野のリサーチ・コンサルティングを専門に行う㈱BBブリッジでは、予防用ワクチンや予防薬について、求められる背景や世界における開発動向、市場動向についてまとめした。本レポートが医薬品開発、科学技術・医療政策の策定に関わる方々にご活用いただければ幸いです。

調査方法

  • HP等のオープンデータ調査
  • 各種論文・文献などによる調査
  • 関係企業・関係者へのヒアリング調査

本レポートにおける予防薬の定義

 本レポートにおける予防薬の定義は「健常者(特定疾患への罹患高リスク者含む)に対する医薬品」、もしくは「ある疾患の患者に対し、異なった疾患の予防のために使用される医薬品(例:がん患者における感染症予防)」としています。従いまして、がん治療を受けた患者に再発を防止する目的で投与される予防薬や、脳梗塞治療を受けた患者に再発を防止する目的で投与される予防薬などいわゆる再発予防薬は対象としておりません。(これら再発予防薬は既に通常の医薬品として広く利用されています)

目次

総合考察
第1章 予防用ワクチンの概要  1 予防用ワクチンとは
  1)予防用ワクチンの概要
  2)予防用ワクチンが求められる背景
 2 予防用ワクチンの詳細
  1)予防用ワクチンの性状
  2)予防用ワクチンの作用機序
  3)予防用ワクチンと治療用ワクチン
第2章 予防用ワクチンの開発動向  1 予防用ワクチンの開発状況
  1)新規ワクチンの開発の方向性
  2)開発対象疾患
  3)抗原の性状
  4)投与経路
 2 予防用ワクチンの疾患別開発品の動向
  1)インフルエンザ
  2)伝染病、重篤感染症
  3)慢性感染症、性感染症
  4)呼吸器感染症
  5)消化器感染症
  6)生物テロ
 3 予防用ワクチンの臨床試験
  1)臨床試験の概要
  2)フェーズIII試験のエンドポイント/主要評価項目
 4 予防用ワクチンの投与・デリバリー技術開発
  1)ワクチンの投与に必要な投与・デリバリー技術の要件
  2)ウイルスベクターを用いたDNAワクチンの開発状況
  3)経口投与ワクチンの技術動向と開発状況
  4)エレクトロポレーション
  5)経鼻投与ワクチンの技術動向と開発状況
  6)ワクチン用の注射器開発
 5 予防用ワクチンの製造技術
  1)製造技術の概要
  2)哺乳動物細胞培養を用いた予防用ワクチンの製造
  3)昆虫細胞培養を用いた予防用ワクチンの製造
  4)植物を用いた予防用ワクチンの製造
  5)予防用ワクチンの製造技術の展望
 6 ワクチン開発における特許・LCM戦略
  1)ワクチンにおける特許
  2)ワクチンのLCM戦略
 7 次世代予防用ワクチン開発の方向性
  1)予防用ワクチンのためのアジュバント開発
  2)キメラワクチンの開発
  3)ユニバーサルワクチンの開発
  4)冷蔵不要のワクチン保存・輸送技術の開発
  5)予防用ワクチン開発とマイクロバイオーム
  6)予防用ワクチン・予防薬開発と医療経済評価
  7)予防用ワクチンの個別化投与技術の開発
  8)予防用ワクチン開発の方向性と日本の課題
第3章 予防用ワクチンのビジネス・市場動向  1 予防用ワクチンに特徴的なビジネスおよびビジネス展開のポイント
  1)ワクチンの特性に基づくビジネス上の特徴
  2)ワクチンの価格
  3)国や地方自治体の補助
  4)予防用ワクチン開発のための支援財団・ファンド
  5)流行株への対応
  6)ワクチンの投与管理システムと情報管理
 2 予防用ワクチンの開発・製造・販売に関するビジネス展開
  1)ワクチン開発企業の買収
  2)導入・導出契約
  3)製造に関する契約
 3 予防用ワクチンの市場動向(2014年)
  1)予防用ワクチンの世界市場
  2)世界市場におけるメーカーシェア
  3)予防用ワクチンの日本市場
 4 個別市場の動向
  1)インフルエンザワクチン市場の動向
  2)肺炎球菌ワクチン市場の動向
  3)HPVワクチン市場の動向
 5 主要メーカーの売上・個別製品の販売動向
  1)GlaxoSmithKline
  2)Sanofi
  3)Merck
  4)Pfizer
  5)Novartis
  6)国内企業の動向
 6 今後の方向性
  1)予防用ワクチンの世界市場予測(2020年)
  2)予防用ワクチンの日本市場予測(2020年)
  3)予防用ワクチン市場の方向性と課題
第4章 予防薬の概要、開発および市場の方向性  1 予防薬の定義と予防薬が求められる背景
  1)本レポートにおける予防薬の定義
  2)予防用ワクチンと予防薬の違い
  3)高額療養費の増加
  4)治療薬の高騰
 2 予防薬の現状と開発動向
  1)予防薬の対象疾患
  2)予防薬の成功例
  3)予防薬の開発動向
  4)予防薬の臨床試験
  5)製薬企業の予防薬開発への取り組み
 3 予防薬開発・ビジネス展開のポイント
  1)罹患へのハイリスク群の特定
  2)健常から発症までのモニタリング技術の開発
  3)治療用ワクチンの予防的投与
  4)予防薬開発の方向性と課題
  5)究極の予防薬・予防医療
第5章 予防用ワクチン・予防薬を開発している企業の動向  1 世界のベンチャー企業の動向
  1)AlphaVax
  2)Antigen Express
  3)Bavarian Nordic
  4)BioDiem
  5)BiondVax Pharmaceuticals
  6)CureVac
  7)Emergent BioSolutions
  8)Genocea Biosciences
  9)GenVec
  10)GeoVax Labs
  11)iBio
  12)Immune Response BioPharma
  13)Inovio Pharmaceuticals
  14)JN International Medical Corporation
  15)Medicago
  16)MedImmune(AstraZenecaグループ)
  17)Mymetics
  18)NanoBio Corporation
  19)Nanotherapeutics
  20)Novavax
  21)PaxVax
  22)Profectus BioSciences
  23)Protein Sciences
  24)Soligenix
  25)UMNファーマ
  26)Valneva
  27)Vaxart
  28)Vaxin
  29)VaxInnate
  30)Vical
 2 海外大手製薬企業の動向
  1)AbbVie(Abbottt)
  2)GlaxoSmithKline
  3)Janssen Pharmaceutical(Johnson & Johnsonグループ)
  4)Merck(MSD)
  5)Pfizer
  6)Sanofi Pasteur
 3 国内製薬企業の動向
  1)アステラス製薬
  2)化学及血清療法研究所(化血研)
  3)北里第一三共ワクチン
  4)ジャパンワクチン
  5)武田薬品工業
  6)田辺三菱製薬

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