【いよいよ本格的な実用化が始まった遺伝子改変T細胞療法の方向性】BBブリッジ メールマガジン No.42

2018-01-29  /  メルマガバックナンバー

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   ◆BBブリッジ メールマガジン No.42  2018年1月29日◆
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 BBブリッジでは次世代のがん治療として期待される遺伝子改変T細胞療法
(CAR-T/TCR)について、最新の研究開発動向やビジネス動向、製造技術
などをまとめ、技術・市場レポートとして発刊しました。また、これに併
せて調査結果のポイントをプレスリリースとして発表しました。

【技術・市場調査レポート】
 2018年版 遺伝子改変T細胞療法(CAR-T/TCR)開発の最新動向と将来展望
 
【プレスリリース】
 CAR-T/TCRの最新研究開発/ビジネス動向について調査結果を発表
 
 遺伝子改変T細胞療法を取り巻く状況は、日に日に大きく動いています。
先週にはCelgeneが、遺伝子改変T細胞療法における主要ベンチャーである
Juno Therapeuticsを総額90億米ドル(約1兆円)で買収というニュースが
ありました。Juno Therapeuticsは遺伝子改変T細胞療法における主要企業
ですが、上市した製品は保有しておらず、最も開発が進んでいる開発品
JCAR017(Liso-cel)でもフェーズI/II試験段階です。製品を持たない企業
に対する買収額としては異例の高額であり、遺伝子改変T細胞療法への期待
の高さが伺えます。

 日本の製薬企業の参入も相次いでおり、2017年には第一三共と武田薬品
工業が共同開発という形でCAR-T開発に参入しました。
 
 2017年に米国で2つのCAR-Tが上市されました。市場拡大に向け本格的に
動き出した遺伝子改変T細胞療法ですが、実用化が進むにつれて解決すべき
課題も明らかになってきました。例えば製造の安定性や製造コスト、治療費
、医療現場における副作用に対する準備などです。
 特にCAR-Tは強い副作用があることがわかっています。開発企業としても
、医療機関・医療従事者へのサポートはもちろん、副作用に対応した標準
治療アルゴリズムを用意するなど、様々な準備が必要です。
 今後、遺伝子改変T細胞療法は、上記のような課題を少しずつ解決しつつ
、がんに対する欠かせない治療法として、利用拡大が期待されます。
 
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     ◇BBブリッジ発刊 技術・市場レポートのご案内◇
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(1)2018年版 遺伝子改変T細胞療法(CAR-T/TCR)開発の最新動向と将来展望
  
(2)2018年版 予防医療・セルフケア時代の個人向け検査/診断ビジネスの最新動向と将来展望

(3)2018年版 世界のペプチド医薬品開発の方向性とビジネス展望
  
(4)2017年版 バイオ医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望
 
(5)2017年版 世界の細胞医薬品開発の現状と将来展望
 
(6)AI(人工知能)を活用した医療・医薬品開発の今後の方向性
 
(7)再生医療・細胞医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望
  
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