【抗体医薬品開発の死の谷はフェーズII試験!!】BBブリッジ メールマガジン No.46

2019-01-28  /  メルマガバックナンバー

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   ◆BBブリッジ メールマガジン No.46  2019年1月28日◆
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 BBブリッジでは市場成長が著しい抗体医薬品について、世界における
研究開発やビジネスの最新動向をまとめ、その調査結果の一部を本日、
プレスリリースとして発表しました。

【技術・市場調査レポート】
 2019年版 世界の抗体医薬品開発の方向性とビジネス展望
 
【1月28日 プレスリリース】
 抗体医薬品開発・市場の最新動向について、調査結果を発表!
  
 BBブリッジでは2016年5月に「2016年版 世界の抗体医薬品開発の方向
性とビジネス展望」を発刊しています。今回、前回から約2.5年経過した
最新の開発状況を追跡調査し、開発段階毎の開発進展率・失敗率を算出
しました。
 この結果、抗体医薬品の開発では、フェーズII試験の進展率(成功率)
が他の開発段階に比べて最も低いことが明らかになりました。抗体医薬
品の開発において、有効性を見極めることが主たる目的のフェーズII試験
の成功が一番難しく、このフェーズIIを突破できれば、高い確率で承認
までたどり着くことができることを示唆しています。
 
 一方、抗体医薬品の市場動向について、2017年度の世界の抗体医薬品
世界市場は10兆円を超え、前年比15%増と大きく成長しています。
ブロックバスターとなった抗体医薬品は、世界で22製品と増加傾向にあ
ります。近年承認された新規抗体医薬品をみると、片頭痛やアトピー性
皮膚炎、血友病など従来抗体医薬品の治療対象となっていなかった疾患
での製品上市が続いています。
 がん領域と自己免疫・炎症性疾患を中心に、あらゆる疾患領域に利用
が広がっている抗体医薬品は、今後、医薬品市場にとってさらに重要な
モダリティになることが予想されます。
 今後、製薬企業各社が自社のポートフォリオにおいて、抗体医薬品を
どのように、取り込むのか、また、ようやく本格化し始めた抗体医薬品
バイオシミラーにどのように対応するか、今後の動向が注目されます。
 
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     ◇BBブリッジ発刊 技術・市場レポートのご案内◇
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(1)2019年版 世界の抗体医薬品開発の方向性とビジネス展望

(2)ライフサイエンス分野における世界の先端技術シーズ/サービスの最新動向

(3)世界のmRNA医薬品の最新開発動向と今後の方向性

(4)2018年版 遺伝子改変T細胞療法(CAR-T/TCR)開発の最新動向と将来展望

(5)2018年版 予防医療・セルフケア時代の個人向け検査/診断ビジネスの最新動向と将来展望

(6)2018年版 世界のペプチド医薬品開発の方向性とビジネス展望

(7)2017年版 バイオ医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望

(8)2017年版 世界の細胞医薬品開発の現状と将来展望

(9)AI(人工知能)を活用した医療・医薬品開発の今後の方向性
  
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