【mRNA医薬品の最新開発動向や製造技術・ビジネス動向を分析!!】BBブリッジ メールマガジン No.55

2021-05-10  /  メルマガバックナンバー

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   ◆BBブリッジ メールマガジン No.55  2021年5月10日◆
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BBブリッジでは、新型コロナウイルスに対するワクチンとして実用化さ
れたmRNA医薬品について、研究開発の最新動向やビジネス動向、製造技術
・製造ビジネスなどの動向をまとめたレポートを作成し、調査結果の一部
をプレスリリースとして発表しました。

【技術・市場調査レポート】
 2021年版 世界のmRNA医薬品の最新開発動向と今後の方向性
  
【5月7日 プレスリリース】
 mRNA医薬品の最新開発動向について調査結果を発表
  
 新型コロナウイルスに対して製品化された2種類のmRNAワクチンは、
世界で接種が急速に行われています。この内、Pfizer/BioNTechが開発・
販売しているComirnatyについて、先日、Pfizerは2021年度の売上見込み
を260億米ドル(約2.8兆円)と大幅に上方修正しました(当初見込み
は150億米ドル)。
 このように予防用ワクチンとして実用化し、急速に普及しているmRNA
医薬品ですが、今後の大きな期待は治療用mRNAの実用化です。mRNAは
生体内で分解し易く、一過性発現であり、DDSとして使用される脂質
ナノ粒子には炎症惹起作用やサイトカイン誘導作用もあることから、
ワクチンに適したモダリティであると考えられます。
 一方、治療用mRNAの場合には、長期間の有効性、複数回投与、投与量
の増加などが求められるため、ワクチンとは異なった要素技術開発が
必要になります。
 具体的には持続的なタンパク発現が期待できる自己増殖型mRNAや、
mRNAの大量製造技術、治療用mRNAに最適化されたDDS技術などで、
現在、各社が積極的に新規技術の開発を進めています。

 mRNAは医薬品のモダリティとして歴史が浅く、長期間投与における
副作用のデータなど入念な検討が必要です。しかし、開発スピードや
医薬品としての汎用性、実際に新型コロナウイルスに対するワクチンと
して高い有効性を示している事実によって、医薬品業界においてmRNA医
薬品が、次世代の医薬品モダリティの中心の1つとなることは間違いな
いと思われます。

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     ◇BBブリッジ発刊 技術・市場レポートのご案内◇
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(1)2021年版 世界のmRNA医薬品の最新開発動向と今後の方向性

(2)2021年版 世界のペプチド医薬品開発の方向性とビジネス展望

(3)2020年版 バイオ医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望

(4)2020年版 世界のワクチン開発の最新動向とビジネス展望

(5)2020年版 世界のタンパク質医薬品開発の方向性とビジネス展望

(6)2020年版 世界の細胞医薬品開発の現状と将来展望

(7)2020年版 世界の遺伝子治療・ウイルス療法の現状と将来展望

(8)2019年版 再生医療・細胞医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望

(9)次世代製剤技術・投与デバイスを活用した医薬品開発の将来展望

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