【ブロックバスターが登場した遺伝子治療は次の段階へ!】BBブリッジ メールマガジン No.59

2022-10-22  /  メルマガバックナンバー

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   ◆BBブリッジ メールマガジン No.59  2022年10月6日◆
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BBブリッジでは、遺伝子治療・ウイルス療法の最新開発動向やビジネ
スの現状および展望についてまとめたレポートを作成し、その調査結果
をプレスリリースとして発表しました。

【技術・市場調査レポート】
 2023年版 世界の遺伝子治療・ウイルス療法の現状と将来展望

【10月5日 プレスリリース】
 遺伝子治療・ウイルス療法の開発・ビジネスの最新動向について調査結果を発表

 遺伝子治療はウイルスベクターなどを用い、生体内で治療関連タンパ
クを発現させることで効果を得るという治療法です。2000年代にはベク
ターの安全性の問題で、開発が停滞していましたが、2010年代に入り、
安全性の高いアデノ随伴ウイルス利用が増加、開発が活発化しました。
そして2021年度には脊髄性筋萎縮症を対象に上市された、AAV血清型9
を用いたZolgensma(Novartis)の世界売上高が13億米ドルを超え、
遺伝子治療製品初のブロックバスターになりました。
 
 遺伝子治療は技術開発の進展により、新たなコンセプトの研究開発が
多く行われています。具体的にはゲノム編集を利用したin vivo遺伝子
治療、in vivo CAR-T療法、in vivo リプログラミングを用いた治療な
どです。これらは今まで細胞治療として研究開発が進められてきました
が、in vivo遺伝子治療技術を応用することで、既成医薬品として利用
できる可能性があります。

 また、遺伝子治療に関するCDMO(開発製造受託機関)ビジネスも活発
化しています。特に近年ではバイオ医薬品のCDMOが遺伝子治療のCDMOを
積極的に買収するなど、CDMO間のM&Aが多く行われています。
本レポートでは、遺伝子治療のCDMOにおける、市場規模、市場シェア、
2030年までの市場予測を行いました。
 
 遺伝子治療の開発対象疾患は、現在の創薬の中心であるがん領域や
自己免疫疾患ではなく、遺伝性疾患・希少疾患、脳神経疾患など医療
ニーズの高い領域が中心です。今後、このような疾患領域において、
多数の製品が登場し、遺伝子治療の市場を一気に拡大させると期待さ
れます。
    
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     ◇BBブリッジ発刊 技術・市場レポートのご案内◇
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(1)2023年版 世界の遺伝子治療・ウイルス療法の現状と将来展望
  
(2)2022年版 世界の抗体医薬品開発の方向性とビジネス展望

(3)2022年版 再生医療・細胞医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望

(4)2021年版 予防医療・セルフケア時代の個人向け検査/診断ビジネスの最新動向と将来展望

(5)2021年版 世界のmRNA医薬品の最新開発動向と今後の方向性

(6)2021年版 世界のペプチド医薬品開発の方向性とビジネス展望

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