【新型コロナワクチンとして成功したmRNA医薬品の次の一手は】BBブリッジ メールマガジン No.63

2024-02-16  /  メルマガバックナンバー

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   ◆BBブリッジ メールマガジン No.63  2024年2月16日◆
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 BBブリッジでは、新型コロナウイルスワクチンとして一気に普及した
mRNA医薬品について、研究開発の最新動向や世界の関連企業の動き、
市場の現状と展望について調査・分析を行い、この結果を発表しました。

【技術・市場調査レポート】
 2024年版 世界のmRNA医薬品の最新開発動向と今後の方向性

【2月16日 プレスリリース】
 mRNA医薬品の最新動向について調査結果を発表

 新型コロナウイルスに対するワクチンとして承認されたmRNA医薬品は、
2022年にはComirnatyとSpikevaxの合計売上が570億米ドルまで拡大しま
した。しかし、パンデミック収束に伴い、2023年度の合計売上は、
2022年の1/3の水準まで低下する見込みです。
 mRNA医薬品の次の方向性として、治療用のmRNAではがんワクチンや
希少疾患に対する治療薬として開発が進んでおり、一部は臨床試験で
明確な効果を示しています。予防用のmRNA(ワクチン)では、RSウイル
スに対する候補品が承認申請段階であり、インフルエンザに対する
候補品も実用化近づいています。
 新型コロナウイルスワクチンとして特例的に承認・利用されたmRNA医
薬品が、一般的な医薬品として承認・普及するかどうか、ここ1~2年の
開発動向が非常に重要です。
 
 mRNA医薬品の市場拡大や開発増加に伴い、CDMO市場も急拡大しました。
2022年の世界のmRNA医薬品向けCDMO市場は、22億米ドル(約3,200億円)
と推計されます。パンデミック収束に伴い、2023年度のCDMO市場は減少
する見込みです。しかし、研究開発の増加や新規製品の登場により、
CDMO市場は再び大きく拡大していく見込みです。
 mRNA医薬品の製造ビジネスでは、原材料やCDMO事業において、日本
企業も数多く参入しています。海外企業が強いmRNA医薬品の製造ビジネ
スにおいて、日本企業がどこまでシェアを得ることができるか、注目さ
れます。
 
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     ◇BBブリッジ発刊 技術・市場レポートのご案内◇
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(1)2024年版 世界のmRNA医薬品の最新開発動向と今後の方向性

(2)2023年版 バイオ医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望

(3)2023年版 世界のタンパク質医薬品開発の方向性とビジネス展望

(4)2023年版 世界の細胞医薬品開発の現状と将来展望
  
(5)2023年版 世界の遺伝子治療・ウイルス療法の現状と将来展望

(6)2022年版 世界の抗体医薬品開発の方向性とビジネス展望

(7)2022年版 再生医療・細胞医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望

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