【細胞製品の製造関連市場は、2032年に現在の3倍以上に成長!!】BBブリッジ メールマガジン No.57

2022-02-24  /  メルマガバックナンバー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ◆BBブリッジ メールマガジン No.57  2022年2月24日◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
BBブリッジでは、再生医療・細胞医薬品(併せて細胞製品と記載)の
製造技術・ビジネスについて、世界の企業の技術開発の動向やビジネスの
展望についてまとめたレポートを作成し、その調査結果をプレスリリース
として発表しました。

【技術・市場調査レポート】
 2022年版 再生医療・細胞医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望

【2月24日 プレスリリース】
 再生医療・細胞医薬品の製造技術・ビジネス動向について調査結果を発表

 CAR-Tに代表される細胞製品の開発増加により、製造関連製品・サービス
市場も順調に拡大しています。一般的な医薬品と異なり、細胞製品の製造
には、細胞分離・細胞培養装置、シングルユース製品、培地、生理活性物質
など高額な消耗品を多く利用するため、関連市場も拡大しています。
 製造技術については、閉鎖系の装置が多く利用されるようになっており、
一部工程では自動化も進んでいます。しかし、現状の製造には多くの人の
手が必要です。現在の細胞製品の主流は自家細胞ですが、オーダーメイド
の製造が必要ということもあり、人件費が製造コストを押し上げています。
今後、小型・閉鎖系をキーワードに、自動製造技術の開発が進展することが
期待されます。
 
 細胞製品の製造ビジネスにおけるもう1つの注目として、CMO/CDMOビジ
ネスがあります。細胞製品の製造、特に遺伝子導入のためのウイルスベク
ターの製造には専門技術・ノウハウが必要であり、CMO/CDMOへの委託も
増加しています。
 CMO/CDMOの世界市場は、2021年で1,000億円を大きく超え、急成長し
ています。これに伴いCMO/CDMO業界では、大手企業によるM&Aが活発化し
ており、過去2年で多数の大型M&Aがありました。
 
 細胞製品の製造関連製品・サービスやCMO/CDMOの大手は海外企業ですが、
日本企業もM&Aを通じて積極的に事業展開を進めています。ライフサイエ
ンス研究の柱の1つに再生医療を据える我が国にとって、細胞製品の製造
技術・製造ビジネスは非常に重要な領域です。
 細胞製品の製造関連製品・サービス市場が、将来成長することは間違い
ありません。既に本市場に参入、もしくは参入を検討している企業は、
製造現場のニーズや技術開発の動向を踏まえながら、製品開発やビジネス
展開を進めることが求められます。

=================================
     ◇BBブリッジ発刊 技術・市場レポートのご案内◇
=================================

(1)2022年版 再生医療・細胞医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望

(2)2021年版 予防医療・セルフケア時代の個人向け検査/診断ビジネスの最新動向と将来展望

(3)2021年版 世界のmRNA医薬品の最新開発動向と今後の方向性

(4)2021年版 世界のペプチド医薬品開発の方向性とビジネス展望

(5)2020年版 バイオ医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望

(6)2020年版 世界のワクチン開発の最新動向とビジネス展望

(7)2020年版 世界のタンパク質医薬品開発の方向性とビジネス展望

(8)2020年版 世界の細胞医薬品開発の現状と将来展望

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
BBブリッジ公式ブログ: http://ameblo.jp/bb-bridge/

お問い合わせ先

株式会社BBブリッジ
〒254-0035
神奈川県平塚市宮の前6-20
クリオ平塚七番館101
E-mail:info@bb-bridge.co.jp

インターネットでのお問い合わせ
お電話でのお問い合わせ

0463-73-6612

電話受付:9:30~17:30(平日)