【抗体医薬品の世界・日本市場は共に前年比20%増加!!】BBブリッジ メールマガジン No.58

2022-07-21  /  メルマガバックナンバー

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   ◆BBブリッジ メールマガジン No.58  2022年7月1日◆
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BBブリッジでは、抗体医薬品の最新開発動向やビジネスの現状および
展望についてまとめたレポートを作成し、その調査結果をプレスリリース
として発表しました。

【技術・市場調査レポート】
 2022年版 世界の抗体医薬品開発の方向性とビジネス展望

【6月30日 プレスリリース】
 抗体医薬品の開発・ビジネスの最新動向について調査結果を発表

 抗体医薬品の開発に際し、昔からよく言われていたことに、標的抗原の
枯渇がありました。これは抗体医薬品は、細胞表面の抗原を標的として
いるから、いずれ新規抗体の創出に限界がくるというものです。しかし、
2022年でも抗体市場は、極めて順調に成長し、今まで製品化されていな
かった新規標的に対する抗体も続々と登場しています。さらに多価抗体
などの特殊技術の実用化により、新規標的に対する開発も多く行われ
ています。
 
 新規抗体開発のトレンドとして、T細胞リダイレクト抗体やNK細胞
リダイレクト抗体など、免疫を利用したがん領域における新規候補品の
増加、脳神経疾患や希少疾患を対象とした開発品の増加などがあります。
 一方、市場トレンドとしては、片頭痛を対象とした抗体医薬品の広が
り、喘息での利用増加、乾癬やアトピー性皮膚炎など皮膚疾患において
特効薬として利用急増などがあります。
 
 抗体医薬品においては、日本企業も積極的に開発を進めています。
中外製薬が創出したActemraおよびHemlibraは、世界売上が30億米ドルを
超える大型製品になりました。また、第一三共が創出したENHERTUや、
協和キリンが創出したCrysvitaも、数年内にブロックバスターになること
が確実な状況です。
 欧米製薬企業の抗体医薬品開発戦略の中心は、有望な技術や候補品を
持つベンチャーの買収であり、現在でも新規ベンチャーのM&Aが多く行わ
れています。抗体医薬品開発では、日本企業は欧米に後れを取っている
とも言われますが、抗体開発ベンチャーの目利きおよび技術の取り込みに
より、日本企業の存在感を示すことも十分に可能であると思われます。
    
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     ◇BBブリッジ発刊 技術・市場レポートのご案内◇
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(1)2022年版 世界の抗体医薬品開発の方向性とビジネス展望

(2)2022年版 再生医療・細胞医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望

(3)2021年版 予防医療・セルフケア時代の個人向け検査/診断ビジネスの最新動向と将来展望

(4)2021年版 世界のmRNA医薬品の最新開発動向と今後の方向性

(5)2021年版 世界のペプチド医薬品開発の方向性とビジネス展望

(6)2020年版 バイオ医薬品製造技術の最新動向とビジネス展望
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